『はじめての統計的因果推論』サポートサイト
(2024/4/23更新)
こんにちは。『はじめての因果推論』の著者の林岳彦です。ご訪問ありがとうございます!
このサポートサイトには主に「初学者向けの本としては内容がマニア向けすぎる」という理由で本編から外された部分の原稿や、誤植訂正などの情報を載せています。
誤植訂正など(ご指摘大感謝です!増刷時に逐次修正予定です)
(1) p21-23のBOX1.2 誤:「算出」→正:「産出」
(2) p252の表A2.1 IPWの列について、「7/4」「7/3」「5/4」のセルが誤って結合されているが、本来は各個体ごとに値がある形式が正しい。(以下図のI, K, L列が正しい形式)
第3章からの続きとして収録されるはずだった反事実的な章
以下の二つの章はマニア向け過ぎて没となった、本編第3章からの続きの内容です。「ジオングの足」のような位置づけの章と考えていただければと思います。
- XA章 さらに奥地へ!:潜在結果モデルとメカニズム的理解の繋がり(PDF)
- XB章 内生性、あるいは「説明変数と誤差項に相関がある」ことを俯瞰する(PDF)
各章内にBOXなどの形で収録されるはずだった反事実的な文章
以下はマニアック過ぎて没となった、各章のBOXなどのはずだった項目です。(まとめてPDFに収録されています)
- X2-1 バックドア基準のよりフォーマルな解説
- X2-2 偶然によるバイアス(平均への回帰))
- X3 「交絡」「外生性」「交換可能性」「無視可能性」を数式でおさらいする
- X4-1 処置T以外の共変量の偏回帰係数はどう捉えるべきか
- X5-1 傾向スコアを用いたIPWの計算
- X7-1 操作変数法と不遵守の繋がり
- X7-2 フロントドア規準のフォーマルな説明
- X8-1 二重盲検法を構造方程式モデルでみる
- X8-2 因果ダイアグラムは効果の異質性を捉えられない?
- X8-3 介入できないものを「処置」とみなすのはアリなのか?
- X9-1 BIAS内的のバイアスは本当に最も基底的なのか?
- X9-2 構造的因果モデルから見る「固有性」と「誤差」